STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

スーパーマーケットについての考察①

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。ヒマに任せて、珍しく(笑)間を空けずに更新します。

最近というか、わりと昔から、僕はスーパーマーケットの掲示板などに貼り出されている「お客様の声」を読むのが好きで、買い物がてら時間がある時は必ず立ち止まって熟読しています。

みなさんはこの「お客様の声」ってご存知ですか?

いわゆるスーパーに対する意見/要望と、それに対するスーパー側の回答や見解が載っているんですが、お客さんの手書きの文章に対し、大体が味気ないゴシック体で書かれた模範解答がコピペされています。

その殆どは取り扱い商品に関する要望で…

「●●という商品を急に置かなくなってしまったので大変困っています」とか

「■■という商品を置いてください」

中には感情的な表現で

「店側の都合で、勝手に▲▲を取り扱い商品から外すな。少しは愛用している客のことを考えろ!」

といったことが(場合によっては解読困難な殴り書き)で書かれています。

これに対する店舗側回答は一貫しています。

「いつもご利用ありがとうございます。当店の取り扱い商品に関しましては全て本部にて一括して決定しております。この度はご迷惑をお掛けして申し訳ございません。今回のお客様よりいただいたご意見は、今後の取り扱い商品決定の際の参考にさせていただくべく本部へ上申させていただきます。今後とも~」

このテンプレがそのままコピペされています。その日のお客様の声の全部が全部、取り扱い商品に関する要望であった場合は店舗側回答は全て同じ文章ということも珍しくありません。

あと次いで多いのが空調への不満。

「空調が効き過ぎていて寒いです。」

「世間が、節電節電という流れになっているのにお宅はこんなにガンガン冷房を入れて…。これは企業の姿勢としてどうなんですか?」

これに対する回答も決まっています。

「当店では空調は全てオフにしております。店内の温度が下がる要因としては店内に設置しております陳列棚の冷気が考えられます。、但し、これはお客様へ安心・安全な商品を提供するためであり、このことから冷蔵庫の設定温度を下げることはできません。まことに申し訳ありませんが何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます」

で、たまに全然角度の違う内容、例えば

「男子トイレの手前の便器が汚れているので、至急掃除してください」

「▲▲の陳列棚に虫が死んでいました。」

「レジ担当の●●さんはなぜスキャンしたあと、卵をカゴの一番下に入れるんですか」

こういった内容だった場合は

「この度はご迷惑をお掛けし大変申し訳ありません。担当者間で緊急ミーティングを行います」

という感じで、とりあえずは担当者ミーティングが行われるみたいです。(これもテンプレなのかな)その後、どうなるのかは不明ですが。。

音楽や服飾や映画といった、いわゆる嗜好品ってそういう面ではニッチなので、聴きたい、着たい、観たい人だけを相手にすればいいだけですが、生活必需品を取り扱っているとこういう風にはいきませんよね。

この「お客様の声」1つ取っても、いろんな人を相手にしないといけないので本当に大変だと思います。その分、生活必要物資を扱っている訳だから動くお金は大きいんでしょうが。

取りあえず、このネタに関してはもう少し引っ張れそうなので次回に続きます。

そんな感じでまた次回。

CITY

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。

2日の日曜日は44ライヴでした。遅くなりましたが、お越しいただいた方はどうもありがとう。

今回は、今までに出演したことがないようなイベント形式でしたが僕らも楽しく演奏できました。しかし、コンセプトが明確なイベントというのは、出る側も観る側も、なんとなく一体感みたいなものが感じられて、いいものですよね。

ま、最近の例にもれず、出番終了後には打ち上げも何もなく即解散しましたが(笑)

次回のライヴは来年になるかと思いますが、機会があれば是非遊びにいらして下さい。

ところで、先日のライヴのMCでも少しだけ話しましたが、実は夏くらいから配布しているCD「Fine」に関しては、当初は11曲収録のフルアルバムを予定していました。

それを諸々の状況を考慮し、あえて2分割して、先に6曲入りの「Fine(上)」を出しました。で、当然残りの5曲が入った「Fine(下)」なるものが存在しています。

既に、夏前の時点で「Fine(上)」と共に全て録り終わっていますが少し欲が出てきたこともあり、「Fine(下)」については、一旦FIXしたマスターをボツにして、もう一度MIXをやり直すことにしました。

本当は年内に上下2枚を出したかったのですが、作品のクォリティを優先して下盤については来年リリースということになります。

詳細が決まりましたら44HPにアップされると思いますのでどうぞ気長に楽しみにしておいて下さい。

そういえば、来年つながりでポール・トーマス・アンダーソン監督の新作「The_Master」が今から楽しみです

ではでは、そんな感じでまた次回。

新調エピソード

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。すっかり晩秋のここ福岡ですが、いかがお過ごしですか?

さて、HPでも告知されていますが、来月2日に44ライヴが決定しています。お時間ある方は是非遊びにいらして下さいね。

ところで、ここ1ヵ月くらい、いろいろと制作などもあり、家にこもっていまして、そうなると必然的に煮詰まる訳なんですが、夜中に息抜きがてらネットしていたら自宅の録音設備へのストレスもあり、勢い余ってオンラインでMacを新調してしまいました。

まあ勢い余ってといっても、さすがにいい大人なんで、支払いのことも多少考慮し、前々回に書いたクルマの修理代もあったので、「30営業日内の発送となります。発送予定日12月6日」となっていることを確認し、最終的な注文を確定した訳です。

それだと、支払いは1月だな。クルマの修理代ともかぶらずに済むな、という目算のもと。

そしたら、まずその2日後に「商品を発送しました」メールがAppleから届きました。

これで支払い計画が完全に狂ったのですが、まあ、それを差し引いたとしても意外と早い時期に商品に触れられる喜びの方が勝っていたので、さほど気にしないことにしました。逆に急いで増設用メモリを手配したくらいです。

が、その後に追い討ちをかけるように1つの事実が判明したのです。

実は商品が到着したその日に、iPadのminiが発表され、その裏で僕が新調したMacもこっそり価格改定が行われており、僕のオンライン決済時から2万円程度値下げされてしまいました。注文から4日後のことですよ!!

手元にある商品が開封前に価値が下がるって…これは経験がある方ならお分かりでしょうが、かなり愕然とします。

それでどうしたか??

そりゃ容易に想像ができるかと思いますが、まずは返品・再購入の道を模索しましたよ。が、結果として、返品対象外となってオンラインで手続きができませんでした。

で、周辺にいろいろと事情を話したところ、

「それは残念だったね…」「お気の毒に…」「運が悪かったね…」「生きてたらいろいろあるよね…」

みたいなリアクションばかりで、誰もが消費者としての僕の瑕疵のごとき扱いであったので、これはもう誰も助けてくれない、と今後は僕一人で戦う覚悟を決め、Appleに電話しました。

とは言え、僕自身も「たぶんアメリカの会社の日本法人だし、規約に書いていますとかの理由をつけて、一切取り合ってもらえないだろう」と本心では思っていました。

が、フタを開けてみると、実にすんなり差額分を返金してくれました。(何やら、発送から2週間以内に価格の改定をした場合は、消費者の申し出により 差額分を返金するという規約があるとのこと)

あ~良かった良かった。一件落着。

と思うでしょ?実はエピローグがちゃんとあります。デフォルトの搭載メモリだけでは心もとないので、増設用のメモリを予め購入したことは前述しました。

で、このメモリ増設方法もきちんと取説にも記載されていて、実に簡単な手順ではあるのですが、実際メモリスロットのフタを留めているネジが固くて開きません。無理やりやっていたらネジ穴をつぶしてしまいました…。

ググってみたところ、同じ被害にあっている方が全国に多数いらっしゃいました。

それでどうしたか?まずはホームセンタで応急処置用のネジ穴の復活剤みたいなものを購入→× 効き目なし。

次に近所のApple認定プロバイダみたいなところに電話して、ネジだけ開けてくれ→× 15000円かかる。差額返金の意味ナシ。

最終的にAppleストアの天神店に電話しました。ネジ開けるだけなら無料でやってくれるとのことだったので、行きましたよ、デカいMacを抱えて。次回44ライヴがある西通りを闊歩しましたよ。

で、やっとネジを開けてもらい、ついでに初期不良の可能性か知りませんが新しい部品に無償で交換してくれました。

これでなんとか使える状態となった訳ですが、この幸先の悪さもなんのその、今は大活躍の日々です。これからも大いに活躍してもらいたいものです。

けど、このゴタゴタで締め切りを遅れそうになりました(笑)

あと同時期に時計のベルトにまつわるゴタゴタもあったのですが、それはまた別の機会に。

鉄拳さんの描いたMUSEのMVがスゴいです。

そんな感じでまた次回。

 

1時の羊

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。

先週末は2日連続でアコースティックライヴでした。ご覧いただいた方、遅くなりましたが、どうもありがとう。

両日とも楽器構成というか、音数というか、持ち込み機材数というか、ご一緒した他の出演者の方々からかなり浮いてしまいましたが、僕らとしては楽しく演奏できました。

今回、演奏曲目を決めるにあたって、昔の曲をやろうと思ったんですが、自分が思っている以上にコードや構成を忘れていて、結局断念しました。

というか、少し専門的にはなりますが、昔の曲は自分の曲ながらやたらとコードチェンジが多く、1小節に2回はざらで、最悪は1拍ごとに変わるという、少し頭のおかしいことをしていまして、何年か後に自身のこのエゴに苦しめられています。まさに自業自得です(笑)

ちなみに今回挫折したのは、CDには収録していませんが、一応ちゃんとスタジオ録音した曲です。たぶん2006年ごろ。

次回のライヴまでにはできるように練習しておきます(笑)

さて、最近はベン・フォールズ・ファイヴの新譜を聴いています。中身もさることながら、ブックレットのロボットの絵と、文章と呼ぶには短すぎる言葉の数々が、なかなか含蓄があって素晴らしいです。

僕は普段、好きなミュージシャンであればあるほど、その音への興味というか、中身への好奇心が強くなってしまい、その分アートワークに関しては全くどうでもよくなってしまうんだけど、これはなかなか心を打つものがあると思います。

機会があれば是非見てみてください。(ちなみに僕が持っているのは輸入盤です)

それから、以前ここでも書いたマット・ハーディングさんの2012年版の新しい映像がいつの間にかアップされていたので良ければどうぞ。

http://youtu.be/Pwe-pA6TaZk

同い年、敬服。

そんな感じでまた次回。

In Repair

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。朝夕は少しずつ涼しくなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?

44の面々は全員元気にしています。

さて、少し前になりますが、友人と熊本県のとある場所にキャンプに行ってきましたので、今回はその話を。

これがまあ一応キャンプ場と銘打ってはいるものの、脱サラか、リタイアなのかどうかはよく知りませんが、おじさんが個人で山を開墾したと思われる、手作り感満載の施設でした。

まあキャンプというくらいですので、不便が当たり前というところなんでしょうが、その施設に至るまでの道のりが筆舌に尽くし難いほどの悪路だったのには参りました。

友人と3台に分乗して向かったのですが、うち1台はRV車、もう1台はワゴンタイプのファミリーカー、この2台はオフロードもなんのその、前進あるのみといった感じでどんどん進んでいくのですが、僕の愛車は車高も低い(デフォルトが低いのであって、別に意図的に低くしている訳ではありません)、ハッチバックタイプの小型車ですので、彼らのようには進む訳にはいかず、かなり運転には注意が必要でした。。ともかく凹凸が凄まじいので、油断すると底を擦ったり、傷つけたりしそうなので。

まあこの悪路以外は、それなりに楽しかったのですが、先導する友人があえて故意に選んでいるかのように往路も復路も悪路ばかり突き進んだおかげで、実は今この文章をクルマの修理工場で、修理の待ち時間を使って書いています(笑)

前述のキャンプ場は、個人での家族経営のせいか、価格設定もアバウトで何か訊けば「うーん、それ1000円」「えっと、これは、そうやね、2000円で」といった感じでその場で適当な言い値の感じでしたが、修理工場はその辺はかっちりとしていて(当たり前か)きっちりとした根拠付きで、しっかりとした金額が先ほどはじき出されてきました(笑)

元来インドアな人間が、気まぐれでアウトドアイベントに参加したりするとロクな結果にならないんですね。今後の教訓にしようと思います。

といいながらも、余りにもインドアではダメだということで44は月末にちょっとしたライヴイベントに出演させていただきます。

お時間ある方は是非遊びにいらして下さい。

と、そんな感じでまた次回。

BF5からラーメンまで

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。

こないだの日曜は久しぶりの44ライヴでした。出番が最後ということで、遅い時間からの演奏でしたが、僕ら自身は楽しく演れました。来てくれた方はどうもありがとう。

 まあ、最近の定番通り、終演後は打ち上げなしの解散でしたが(笑)

 当日会場にお越しいただいた方々へは、たぶんもれなく「Fine」をお配りできたと思いますので、聴いてお気に召していただけたなら、次回のライヴにも是非足を運んでもらえると嬉しいです。

ところで、最近ベン・フォールズ・ファイヴが再結成したようでYouTubeに今年のライヴの模様がたくさんアップされています。

相変わらず演奏は上手なのですが、リズム隊のお二人の外見の変化にビックリしてしまいました。特にベース。

すごく恰幅がよくなっていて別人みたい。

その話をメンバーにしたところ、山下くんが実際に映像を確認し「勇気をもらえた」と小声で呟いていました(笑)

その後、ライヴ前の腹ごしらえとして豚骨ラーメンをチョイスしていました。

※ちなみにその日の昼食は野菜を摂りたいという健康志向な理由で サブウェイのサンドウィッチ。BF5の映像を確認した後はラーメンへ流れました

ミュージシャンの、音楽に全く関係ない部分に、音楽と全く関係ないインスピレーションを受けるあたりが我々らしくていいと思います。

今後ともSTUDIO44をよろしくお願いします。

てな感じで、短いですが今日はこの辺で。また次回。

 

初期衝動

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。いつの間にか本格的な夏到来ですが、いかがお過ごしですか?

最近さみだれ式にいろいろな情報がHPへアップされていますが、より多くの方々に「Fine」を聴いていたける取り組みを、徐々に始めてます。

その一環として、今回久しぶりにライヴハウスで演奏することになりました。

まあライヴハウスも何も、ライヴ自体がかなり久しぶりですのでいつにも増して緊張している44の面々をご覧になりたい方は是非遊びに来て下さい!!出番は一番最後らしいです。

一応新作「Fine」に関するトリビアをご紹介しておくと…

歌とコーラスと一部のダビングもの以外は前作から引き続き、一発録りです。(一緒に同じ部屋でせーので録音)

それから、最後に入っているボーナストラックは、実はとある楽曲コンペ用に詞も含めて書き下ろしたものなんですが、あえなく不採用となってしまいまして、自分としては会心の出来だったので、少し言葉と尺を変えて収録してみました。

44作品とどう違うのかと言われても困るのですが、あえて言えば久しぶりの女性ボーカルものです。

で、今回は前述のボーナストラックを含めた3曲で鍵盤を外注しました。いつもはDIY精神で自分でやるんですが、毎回テクニック的にかなり無理が生じていて、なおかつ結果的にも自分がやりたい感じの2割にも満たない満足度でしたので、思い切って、ちゃんとした鍵盤弾きの冨永さんにお願いしました。改めて聴き返してみて、頼んでよかったと思います。

どうですか?全部リスナーの方々にとってはビミョーな情報ですが、少しは興味をそそりましたか?

興味を持たれた方は、8月5日のライヴに是非遊びにいらして下さいね。「Fine」を無料進呈します。

閑話休題。

つい先日ハイヤーグラウンド出演の為に来福していたスキマの常田くんと、お会いする機会に恵まれました。

残念ながら、ハイグラのステージは拝見することができなかったのですが、その代わりいろいろお話することができました。

スキマの新曲について、僕は宇宙兄弟を毎週観ていて、ユニコーンから「ユリーカ」へオープニング曲が変わった時に不覚にも最初スキマの曲だと分かりませんでした。

若いバンドの曲かなと思わせる初期衝動みたいな印象があったので。

それくらい違って聴こえたので、それをご本人に伝えたところ、「そんなこと初めて言われた」って仰ってました。

僕のスキマ像がズレてるんですかね。。

まあそんなことはさておき、来年は10周年で忙しくなるそうなので益々のご活躍を期待しています。

僕らも初期衝動に立ち返って、8月5日は元気いっぱいに演奏したいと思います。しつこいですが、是非遊びに来て下さい(笑)

と、そんな感じでまた次回。