STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

STUDIO44的2004年総括

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。今年ももう残すところあと数日になりましたが、いかがお過ごしですか?何かあまり年の瀬って感じがしませんね。

ところで、毎年この時期になると一年を振り返ったりする機会もみなさん各々多いかとは思うのですが、今回のこのコーナーもそれなりにそういう風潮に便乗しまして、僕なりに今年一年の44的総括をしてみたいと思います。

2004年。まず一言で言うなら、今年は僕らSTUDIO44にとりましてはとても実りの多い一年でした。年明けの初の東京ライヴに始まり、「となりで太陽」のリリースを経まして、新しいアルバムの制作をしつつ、ライヴも県内県外ちょこちょこと。初のラジオレギュラーってのも現在も進行形ですが経験したり。簡単に書けばそういう一年でしたが、行間に沢山の紆余曲折を経て密度の濃い時間を過ごしてきました。こうやって今このコーナーを読んでくれてるみなさんに僕らの存在を知ってもらったのもおそらく相当の確率で今年でしょうから、やはりとても得るものが大きかったなと。今しみじみそう思う訳です。

でも一年経ってみた印象としてはあっという間でしたね。時間の流れが輪をかけて早かった。人間は(よく言われますが)不思議と年齢を重ねる毎に時の流れを早く感じてしまう傾向があるみたいです。僕は20代ですが、それでも10代よりかは時間の流れが早いような気がするし(勿論あとになって振り返ればの話ですが)年長の方々からは30代はもっと早いよってよく言われます。

昔何かで読んだのか、人から聞いたのかは定かではないのですが、その時の流れが年齢の経過と共に加速度的に早く感じてしまう一つの要因として、日常の在り方というものが関係してるみたいです。学生時代、これは主に10代を指してるといっても過言では無いと思いますが、そういう時代って一年の間に沢山のイベントというか行事がありますよね?体育祭であったり、文化祭であったり、もちろん試験等々も含め。それを望む望まない限り、学生時代、人はそういった日常を彩るイベントを常に待ってる状態にある訳です。次から次に催されるしね。日常にもいろんなハプニングがあるし。楽しみにしてるものなら尚更、ワクワクしてその日が来るのを心待ちにしている訳です。

で、人間というのは何かを待ってる状態ってのは時間を長く感じてしまうみたい。人を待ってる時ってそういう感覚が顕著に表れますよね?それで年齢を重ねるうちに人間というものは心躍るようなワクワクを感じながら何かを待つっていうような瞬間というか機会もどんどん減っていき、モノトーンな日常に追われて・・・ってな具合らしいです。あくまでも比較論だけど、でも最初にこの話を聞いたか読んだかした時に「あ〜なるほどね。」と妙に納得しちゃいました。一理ありそうですね。というか僕はこの説を信じます。だから、幾つになっても何かを楽しみにしながらワクワクしたいなと思いますし、カラフルな日常を送りたいと、そう思うワケです。

いかん。マジメに書いてもうた。

とにかく、みなさんも来年発売の僕らの新譜を心待ちにしながら、ワクワクしてくださいな。1人でワクワクするのが寂しい人は、お友達・同僚・先輩・後輩・ご両親・親戚、誰でもいいから誘って、一緒にワクワクしちゃってください。それで実際アルバム聴いて聴いてガッカリしたら、めげずに今度は僕らのライヴを楽しみにワクワクするのもいいかもよ(笑)。

なんて感じで、来年もSTUDIO44をよろしくお願いします。ライヴでお会いしましょう。

それではみなさん、よいお年を。