STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

僕の古傷が疼く〜第1幕〜

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。いよいよ年の瀬も押し迫って参りましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?全国的に大寒波が到来しているみたいですが、ここ最近の福岡もとても寒いです。

ところで、寒いと言えば、昔から冬場は古傷が疼くと言いますよね。こうも寒いと、ボクの古傷も疼いてしまうというもの。ということで、今回は「僕の古傷が疼く〜第1幕〜」をお送りしたいと思います。

これは、ボクが高校二年生の時にしてしまった大怪我のお話です。一大スペクタクル巨編です(笑)

時の頃はちょうど冬の真っ只中。今よりもうちょっと先、確か1,2月頃だったと記憶しています。その日の授業も無事終わり、放課後、ボクは友人数人といつものように学校の近くの餃子屋さんへ食欲を満たしに行きました。そして各々が餃子やら玉子丼やらチャーハンやらを明らかに人数以上注文するのです。そこは食欲旺盛な高校生、すぐにペロリと平らげ、「何か面白いことないかなぁ〜」などと言いながら店を出ます。その日もいつものようにブツブツ言いながら店の引き戸を閉めた、その時でした。

春風が吹きました。桜のピンクです。

目の前を女子高の修学旅行のバスが数台通り過ぎて行きました。

しかも乗っている女子高生の全員が僕らに笑顔を振りまきながら、手を振ってるではありませんか!!まさに興奮の坩堝、僕らの頭の中は一瞬にしてハーレムUSAと化しました。

ボクの実家のある長崎県五島市へはその頃、よく関西や関東からオシャレなシティボーイ&ガール達が修学旅行で頻繁に訪れていたのでした。で、普段は当然、彼・彼女らとは接する機会も全く無いのですが、今回ばかりは違う!彼女らの方から僕らを呼んでいる!思い出作り!?何かの運命。。。

と、そういう非常に有り難い勘違いを僕らはしてしまったのです。

ま、食欲は満たされて、体力余ってるから寝なくても平気だし、そうなると人間三大欲求に従って、残りは性欲だけです。あ〜アホですね。

狭い田舎ですので、彼女らが宿泊するような場所はすぐ見当がつきます。そこは山の中腹にある「コザカナ王国(仮)」というリゾートホテルというか、コテージみたいな場所ですが、都会からの修学旅行生は必ずといっていいほど、そこに宿泊していたので、僕らはすぐに確信しました。

「アソコに違いない!」

そして、自転車に飛び乗って、彼女らの待つホテルへと向かったのです。

この続きはまた次回。つづく。。。