STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

エレジー

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。すっかりご無沙汰してしまいまして申し訳ありません。

もう3月に入って半月が経過してしまいまして、、その間何をやってたかと申しますと、自宅でいろいろと作業をやっておりました。

このHPを見ていただいてる殆どの方が、僕らSTUDIO44のCDを聴いたことのある方だと思いますが(お気づきかどうか分かりませぬが)実は僕らのCDには比較的多くコーラス(ハーモニーパート)が入っております。で、それらの殆どを僕が多重録音している訳ですが、今までは全部スタジオの現場に入って、その場で考えて録音していました。それ故に毎回もの凄く時間がかかるのです。で、気づいたら、僕とエンジニアの高岡さんと二人という状況が常でした。

たまにメンバーが立ち会っている時が、ごく稀ですが、あって、その時は日頃僕と二人でもくもくと作業している高岡さんは、水を得た魚のように饒舌にメンバーと喋りまくって、いつの間にか作業しているのは僕一人という状況で、

はぎ「今のテイクどうでしたか?」

その他「うっひゃっひゃっひゃ、マジでぇ〜?」

その他「それがマジなんすよ!こないだなんか女子高生と・・・」

その他「ええっ〜!!そんなことが!ハッハッハ」

はぎ「・・・」

その他「そういえばオレ昨日風呂入ってないスよ!!」

その他「オレなんか3日入ってないすよ!」

その他「チクショウ!負けた!」「やっぱあいつにはかなわねぇ!」

はぎ「今のテイクってどうでしたか?」

その他「ごめん。聴いてなかった。」「すんません、聴こえなかったッス。」

はぎ「・・・」

という感じでしたので、よし、家である程度はパートを考えていこう、(本来なら彼らが考えを改めないといけないと思うのですが。。。)と僕は考えを改めまして、自宅でコーラス多重録音を始めたのです。いやいや、これがなかなか暗い作業なのですが、ひとりアカペラグループみたいで楽しくて、どんどん重ねてしまいます。最終的には5声6声、ヒドい時には7声とかまでいってしまって、それはそれでスタジオに持っていくと、嫌がられます(笑)

何をやっても厭がられる立場ってのが世の中には存在しているのですね。。。もうすぐ春なのに、なんか物悲しい気分です。。

そんな感じでまた次回。