MP3について

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。今までの更新滞りを少し反省致しまして、早速更新致します。

さて、今回はMP3について書いてみたいと思います。最近巷ではMP3で音楽を聴かれている方が大勢いらっしゃいますね。MP3然りAAC然り、圧縮形式ですのでサイズも小さく、ポータブルには最適なファイル形式と思います。ダウンロードするにしても時間かかんないし。

が、やはり単純計算でも、普通のCDの1曲が50MB程度に対して、MP3にエンコードすると5MB位になるので、情報量としては10分の1以下ですね。作ってる人間から申しますと、どうやっていい音で録ろうと日々試行錯誤して、それでやっとの思いで音を決めて録音、完成した作品を、音の情報を間引かれて聴かれる事に対しては、いささか複雑な思いを抱いてしまいます。これはエンジニアさんを含めて、メンバー間で最近よく話題に上がります。

ま、一旦リリースされた作品はもう僕らの手を離れたものですので、如何様に聴かれても、それは聴かれる方の自由なのですが、それでも少し提案させていただけるのなら、44作品に関しては、CDで聴いていただけたら嬉しいですね。何なら44作品だけでいいんで、コピーしないで買ったCDで聴いて下さい（笑）

ま、次の作品も音には妥協せずに作っていく所存ですので、その辺をご理解いただきまして、是非買ったCDを聴いていただきたいなと。。遠回りに宣伝しているだけですが（笑）

とは言え、最近では配信用MP3と販売CD用に最初から2種類、マスターを作るアーティストの方もいらっしゃるみたいですね。それぞれで最適になるようにバランスを変えられているみたいです。

かく云う僕もメンバーやスタッフに曲を送る際にはMP3で送ってますけど。。だって便利なんだもん。。でもそれはあくまでも完成形の音ではないので、特に音質にこだわる必要はないのです（笑）

みなさんも好きなアーティストの作品は（特にその方々が音にこだわってる方々なら尚更）CDで聴きましょう。今日は少し音楽家っぽい事を書いてみました。スミマセン。

そんな感じでまた次回。