STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

見え方についての考察

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。大型連休目前の今日この頃、いかがお過ごしですか?

僕らはと言いますと、相変わらずひっそりと制作を行っています。当初はライヴ活動と並行してレコーディングは行うと公言していましたが、なかなかそうもいかず、スミマセン。タイミングが合えばライヴも是非やりたいと思っておりますので、アルバム同様、気長に待っていて下さいね。

さて、つい最近「メゾン・ド・ヒミコ」という映画を見ました。犬童一心という監督が撮った映画です。前にもここで触れた「ジョゼと虎と魚たち」と同じ監督です。「タッチ」や「愛と死を見つめて」といったメジャーな作品から上記のような少しミニシアター寄りなものまで幅広く手掛けています。僕ごときが言うまでもなく、ご存知の方も沢山いらっしゃるとは思いますが。

で、彼の作品を全部網羅した訳ではないので、全作品がそうなのか、はっきりとは分かりませんが、少なくとも僕の観た作品には必ず空の描写が出てきます。大体が青空です。その映像というか、空の色合いが、僕にはとても印象的です。特段変わった空の色という訳ではなく、晴れた日に空を見上げたらいつでも見れるような普通の青い空なのですが、でも、何となく子供の時に見ていた空の色のような気がしてしまいます。同時に少しさみしい気持ちになります。たぶん今、空を見上げてもあんな色には見えないだろうなと考えてしまいます。何が違うのかと言われても答えに窮するのですが、でもそう感じてしまうのです。不思議なものですね。

ちなみに、子供時代には、朝日は1日の始まりってことで清々しく感じたものですが、平さんに散々連れ回されて帰宅の途につく際に見る最近の朝日は全然清々しくありません。毒々しいです。刺々しいです。同時に少し怒りが込み上げてきます(笑)これもまた不思議なものですね(笑)

ま、そんな感じでまた次回。