STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

桜で考えるの巻

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。もう4月ですね。新生活を始められた皆さんも多いことかと思います。

さて、先日、長期入院していたマイギターの退院許可が出たので、福岡県は久留米市まで我が息子を迎えに行って参りました。すっかり元気になっておりまして、安心しました。いや〜よかった。

で、折角、久留米まで行ったので、少し足をのばして、日向神ダムという所まで花見に行って来ました。生憎の雨模様ではあったのですが、ダムのほとり一面に桜の木が植えられていて、水の滴る桜もそれはそれで風流でした。で、この季節になって改めて気付いたのですが、日本って至るところに桜の木が植えられているのですね。久留米までの道すがら、民家の庭から、学校、公園、道沿いの木、遠くに見える山の中腹に至るまで、必ず視界のどこかにピンクの色が入ってきます。普段は何の木とか全く意識していないだけに、ホントにビックリです。

確か小学二年生の時だったかと思うけど、通学路に咲いていた桜を、母親の喜ぶ顔見たさに、枝ごと折って持って帰った事がありました。喜ばれると思って差し出しましたが「人のものを折ってくるなんて」といって逆にこっぴどく叱られまして、ガッカリしたのをよく覚えています。

で、先月、本当に久しぶりに実家に帰ったのですが、その通学路も随分と様変わりしていました。昔よく通っていた道が無くなり、大きな建物ができて、どこに繋がっているか分からない道が、新しく出来た交差点からのびていました。少し寂しい気持ちになりました(自分の故郷だからかも知れないけど)。便利っていいけど、不便は不便のままで、いいことも少しはあるような気がします。

ま、でもエゴかな。オレもすっかりオッサンです(笑)

物事の始まりってのは、今までの自分のいた環境との別れというのも意味して、何か漠然と物悲しい気持ちになりがちですが、44に関しては今までと変わらずグッドミュージックに専念していく所存でございますので、どうぞ本年度もよろしく。

何かよく分かりませんが、今日はこんな感じで。また次回。