STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

19歳の夏 -前編-

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。もう6月になろうかとしていますが、衣替えはお済みですか?僕はまだです。

さて、最近、複数名の女のコとお酒を飲む機会に恵まれました。「腹黒さとは何か?」というなかなかの手強い議題であったのですが、当然結論はキャリーオーヴァーとなってしまいました。永遠のテーマの一つですね(笑)ま、でも楽しいひと時となりまして、そこでいろいろ話しているうちに、僕の19歳の時の淡い思い出がよみがえってくるのでした。

19歳の6月、僕は自動車免許の取得のため自動車学校に通っていました。当時学生であった僕は、その年の夏休みに車を乗り回すべく、毎日大学の講義が終わるとすぐにその足で、自動車学校に通い、免許取得に向けてひたすら教習を受けていました。その甲斐あってか、順調に卒業検定もクリアし、あとは試験場で学科試験をパスするところまでこぎつけました。

すぐに学科試験を受けに行きたかったのですが、実はその当時、住民票を実家に置いたままにしていた為、福岡県の試験場ではなく、長崎県は大村にある試験場まで試験を受けに行く必要があったのです。そういった事情もあって(かなりウズウズしていったのですが)卒検からしばらく間を空けて、夏休みに入ってから大村試験場で免許を取得することにしました。

で、月を跨いだ7月に、無事大村で免許を取得することができたのですが、ホヤホヤの免許を持って、福岡に帰る高速バスでその事件は起こりました。

もともとはその1本あとのバスを予約していたのですが、少し早めに停留所に到着してしまった僕の前に予約の1本前の便が到着しました。このままいくと僕の便の到着予定時刻まであと30分以上あったので、運転手さんに「この便に空きがあれば乗せて欲しい」と頼んだところ、座席数に余裕があるので乗って行っていいとの事。ラッキーと思いつつ、早速乗り込みました。座席数に余裕があると言ったワリには結構混んでいて、結局、座れそうな座席は二人掛けシートの相席しかありませんでした。

当然そこには先客が座っていて、その人は僕と同い年くらいのかわいい女の子でした。

「ココいいですか?」

「どうぞ(ニッコリ)」

ドキドキ…。

次回へ続く…。久しぶりに続いちゃいます。