STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

タナボタの報い -MW08-

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。11月になりまして、晩秋ですがいかがお過ごしですか?こないだ早起きしたら、外は冬の匂いがしました。もう今年もあと2ヵ月ですね。

さて、つい先日大阪で開催されたミナミホイールという巨大イベントへ3年振り?くらいに参加してきました。

出演者がすごく多いので、リハーサルもなく、時間にとてもシビアなのですが、街に音楽が溢れていて、恐らく普段より通りに活気があって、なかなか楽しいイベントでした。

まあ世間は3連休ということもあり、その煽りなのか我々地方在住のグループは移動に苦労したのでした。まず航空券や宿がなかなか予約できなかったのと、やっと予約できた飛行機も往復共にプロペラ機でして、結構揺れるし、プロペラ音はデカいし、通常より時間かかるし。

それは良いとしても、今回は旅の前からなかなかの災難続きで、前述の移動の苦労話以外にも、まず山のギターのペグ(弦を巻くところ)が出発直前にポロッと取れまして、会場到着後、付近の楽器店へ直行、その後、山と僕がお腹を壊したりとそこそこ大変でした。

結局は難なくライヴを終える事ができたのですが、今回はアメイジングな出来事が一つありました。僕らの出番の後が竹内電気の皆様だったのですが、その竹内電気の方々が人気者であったお陰で、ワタクシどもの演奏中に会場に入場規制がかかりまして、満員御礼と相成りました!!

この事は終わってからマネージャ伊藤さんに聞いたのですが、人気者ってこんな気分なのか…というのをSTUDIO44結成6年目?にして知る事となり、感無量です。

でもその後、というか僕らの演奏が終わり、主役の竹内電気様にステージを明け渡す時に、楽屋が狭かったので転換がうまくできず、スタッフの方から外に出て右に控え室用のスペースを用意してありますので、そこで待機お願いしますと言われ、僕はステージを降りたそのままの格好で(もちろんギターを首からかけています)外に出され、結局スペースも無く会場前で竹内電気観たさに並んでいるお客さんの列の一番先頭に立って待つハメに。

僕の後ろには20〜30メートル位は並んでいたと思います。「最前列」プラカードの完全な呼び込みキャラクタと化して、11月の冷たい風にさらされました。もう一度書きますけど、ステージ降りたそのままの格好ですよ。首からはギターがかかってて、首にはタオル、右手に水、左手にはケーブル。それでいきなり屋外ですよ?

中に入れずそこで待ってらっしゃる方々なので、当然僕が今までステージに立っていた人間と知る由もなく「誰?」「そこまでして目立ちたいの?」「がめついってイヤやわ〜」「ハマショーファン?」「プップー」(クラクションの音)みたいな空気でした。

満員で少し気分良くしただけなのに、10分後にはこの仕打ちってどんだけなんすか!!ものスゴく恥ずかしいじゃないですか!!ガチの噛ませ犬じゃないですか!!何か僕悪いことしましたか?

44メンバー&マネージャ伊藤氏はこんな僕を観て、爆笑してました。その後の打ち上げでも僕以外のみんなで、三国志の話を延々していました。全員11/3夜明け前に死ね、と心の中で思いました。

朝起きたらメンバーも生きていたので、鶴橋に焼肉を食べに行きまして、昼過ぎ早々には大阪を後にしたのでした。

終わってみたらなかなか濃厚な2日間でした。しかし、満員って気分いいもんですね。頑張ろうっと。

そんな感じでまた次回。