悪人

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。少しご無沙汰している間に桜も開花しはじめたここ福岡ですが、いかがお過ごしでしょうか？

最近の44は来るべき1年6ヵ月ぶりのライヴに向けて鋭意準備中です。詳細はぼちぼちHPで告知されると思いますので、お時間ある方は是非遊びに来て下さい。

さて、最近吉田修一著「悪人」という小説を読みました。福岡とその隣接県を舞台にしたストーリーなんですが、なぜか僕の出身大学の学生が殺人事件の被疑者となっていて（もちろんフィクションですが）当然福岡の地名も沢山出てきつつ、科白も方言なので、内容のヘヴィーさもさることながら、とても親近感を覚えつつ読めたのでした。

今、本が手元にないので、正確な描写かは今イチ自身がないのですが、その中で前述の被疑者は、大学3年生で大手門（東京だと青山みたいな感じ？）の高層マンションに居を構え、アウディA6に乗り回して、女にモテる人物に描かれていました。

同じ大学に通っていた僕からすれば、出身校の学生が殺人事件の被疑者という設定よりも、そのハイソな描写にショックを受けました。

僕の知る限り、そんな奴は一人もいなかったです…。読んだ人は決して誤解しないで下さい(笑)

城南区神松寺に居を構え、三菱のミラージュに乗り回し、家に帰ったら彼女が真っ暗な部屋の中で包丁持って立ってたという人物なら知ってますが(笑)実際はその程度です。

まあ興味を持たれた方は、読んでみて下さい。特に福岡や長崎や佐賀にお住まいの方にはお薦めです。人気俳優での映画化も決まっているみたいです。

ちなみに、吉田修一さんはドラム平氏の高校の先輩にあたるんじゃないかと思います。これも偶然ですね。

と、短いですが今日はそんな感じで。また次回。