STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

ハンバーガーについての考察

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。窓を開けてのドライヴが気持ちいい季節ですね。

JMの追加公演が決まって、チケットも余っているみたいだったので観に行こうかどうか直前まで迷ったんですが、結局行きませんでした…。少し後悔もありますが、スティーヴ・ジョーダンがいつの間にかツアーを降りていて、日本公演はSJじゃなかったみたいなので若干見逃した感が緩和された気になっています。

さて、最近天気もいいのでよく近所を散歩するのですが、手作りの美味しいハンバーガーを出す店が近くに3軒ほどあるので、昼ゴハンに立ち寄ったりテイクアウトして公園で食べたりしています。ハンバーガーって、ちゃんとしたとこで食べると、決してジャンクじゃなくてきちんと食事として成立しているからいいですよね。

僕は長崎の離島で育ったおかげで、いわゆる全国チェーンのファストフード店とは無縁の幼少時代を過ごして来ました。ですので、ハンバーガーという食べ物はそれこそ母親の手作りのものか、はたまたハンバーガー風味の総菜パンしか食べたことがなく、まわりの子供もそんな子ばかりだったと記憶しています。

で、いつだったか記憶が定かでないのですが、たぶん小学5年生くらいの時にそんな田舎町にもモスバーガーが出来まして、開店の際に随分と人が並んだことがありました。都会育ちの人からすれば、ファストフードの開店に並ぶなんて信じられないとお思いでしょうが僕らの町では実際に沢山の人が並んでいました。30人くらいだったかな?

もともとハンバーガーとは何たるかの概念も不明確な土地柄であった為、並んでいる人の大半はハンバーガーを食することを求めているのではなく、ただ単に本物のハンバーガーがどんなものか、この目で確かめてみたいというような好奇心によるものではなかったかと思います。

その例に漏れず、僕も従兄弟内で最年長というだけで、伯父の命により列に並ばされました。しかもその注文内容はハンバーガー10個というものでした(笑)他のバリエーションは一切なしのハンバーガー単種の10個です。当時は何も恥ずかしくなかったけれど(当然、まわりも似たり寄ったりの注文内容だったし)今改めて考えると、かなり挑戦的な行動であったと思います(笑)

この話を今まわりの人にすると、ほぼ全員に笑われますが、そんな僕の町にも今やFCの波が押し寄せ、某バーガーショップも某ドーナツも大型ショッピングモール内に軒を連ねています。これが地元の子供らにとって果たしていいことなのか悪いことなのか結論を出すのは現時点では時期尚早であるとは思いますが、胸に一抹の淋しさは禁じ得ません。

とりあえず僕はあれ以来、モスバーガーのハンバーガーは食べていません(笑)

でも、まあテイクアウトして屋外で食べるハンバーガーの味を地元の高校生も味わえるのなら、それはそれで悪い事ばかりでもないかなと思います。

で、屋外と言えば、HPにも少し載ってましたが、わりと近いうちに44がまたライヴをやることになりまして、最近はその準備をやっているところです。もう少ししたら詳細が出ると思いますので、お時間ある方は是非遊びにいらして下さい!

屋外ですので、ハンバーガー食べながら観ていただいてもいいですよ(笑)すてきなお食事タイムをお約束します、たぶん。

と、そんな感じでまた次回。