STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

そうめん流しとマゾヒズム

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。あっという間に8月も終わろうとしてますが、お元気でしょうか?ここ福岡は一向に涼しくなる気配がありません…。

さて、こないだの土曜日は44ライヴでした。観に来ていただいた方はどうもありがとう。今回は対バンの方々のメンツがなかなか個性的で、僕らも楽しく演奏することができました。またさほど時間を空けずにライヴできればなと思ってます。

ところで、今年の夏は至る所で猛暑と言われてますが、僕も珍しく夏の風物詩というのか、夏っぽいイベントに参加した夏になりました。花火大会を1回鑑賞し、2回ほど地域の縁日に参加しました。

福岡市には昔から大濠花火大会という有名な花火大会があるのですが、福岡に住んでかれこれ10年以上になるけれど、今まで人が多いからという理由で一度も行ったことがなく、今年は近所の友人のマンションの屋上から見えるよという事であったので、お言葉に甘えてマンション住人に紛れて静かに快適に鑑賞しました。

しかもマンションの管理組合でその日に合わせた住民イベントを催してまして、各家庭から屋上に料理を持ち寄り、簡単なバザーも開催され、ビンゴゲームみたいなのもありつつ住民同士の交流が進んでいました。

縁日は昔西新に住んでた時分、高取商店街の週末の縁日にはよく行っていたのですが次に住んだ博多区は近所にそういうものがなく、暫くというか随分ご無沙汰していました。今回は住宅地に引っ越したお陰で、夏の間はわりと頻繁に近所で催されているみたいで、2回も参加してしまいました。

たぶん近所の自治会とか、商店街の組合とかが中心になって催しているのだろうけど、両方とも雰囲気がとてもアットホームで、小学生の頃の夏休みを思い出しました。

今まで賃貸マンションを渡り歩いてきたおかげで(というほど引っ越しもしてないですが)近所付き合いというものが皆無で、そういう限られたというか閉じられた日常生活を送っていると「都市部でのご近所付き合いなんて存在しない」みたいなステレオタイプが自分の中に定着しがちであったんですが、実際にはまだまだ(少なくとも僕の住む町では)「近所付き合い」がきちんと存在していて、それが結局は地域性云々で決まるものではなく、そこに住む人によって形成されるものであり、まさにそれがコミュニティの特徴や強度?に直結していることを実感するのでした。

と、何を書いているのか自分でもよく分からなくなりましたが、要は僕は縁日が昔から好きだということです(笑)

しかし、15年振りくらいにそうめん流しをすると、子供の時には何も感じなかったけど、上から流れてくる微々たるそうめんを汗まみれになりながら一生懸命すくう度にだいぶ何と言うか…表現に困りますが、その給仕形態に王様と貧民、女王様と奴隷、もしくは飼育係と飼育され係、刑務官と罪人の関係性を当てはめてしまい、自然とMな気分になるから不思議です。

みなさんも今度そうめん流しをすることがあったら、この不思議な感情を是非お試し下さい(笑)

そんな感じでまた次回。