STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

ベベンコビッチオーケストラ

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。9月に入り暑さも多少おさまるかと思いきや、相変わらずの残暑ですね…。みなさんは体調など崩されていませんでしょうか?

さて、先日福岡市は薬院で行われた「ナイスミドル音楽祭」なるオーディションの九州予選大会を観に行って来ました。

これはメンバーの平均年齢が35歳?以上のアマチュアバンドがそのパフォーマンスや楽曲でしのぎを削る大会で、なかなか濃い内容のライヴイベントでした。出演者は九州各県(確か中国地方も一部)の予選を勝ち抜いて来た猛者、その名の通りかなりキャラの濃い面々で、その曲も地域に根ざした歌詞のものからティーボラン風味のオリジナル?、はたまたヴァン・ヘイレンのコピーバンドに至るまで、かなり幅広いジャンルで構成されていました。年齢も20代〜60代のメンバー構成されていて、従って客層もかなり幅広かったです。

どうして僕がそのイベントを観覧に行ったかというと、実は高校時代の友人が長崎県代表のバンドに2名参加していたから…ということで当然長崎県代表は我が故郷五島市のバンドでした。まあ僕らはまだナイスミドルっていう年齢でもないですが、平均年齢で出場条件を辛うじて満たしていたようで、なおかつ地元ではローカルTV局や新聞に取材されたりで我々STUDIO44より遥かにその知名度も高く(笑)市民権を得ているということもあり長崎県代表に選出されたようです。

その名も「ベベンコビッチオーケストラ」、特徴は歌詞の全てが「五島弁」いわゆる方言ということで、その普段の活動もかなり地元に未着した内容となっているようでした。

実際に何日か前にYouTubeで予習していったのですが、まあ歌詞が確かに聞き覚えのある方言になっていて、懐かしいやら少し恥ずかしいやらでなかなか面白かったです。たぶん九州外の人が聴いても、何を言っているのか全く分からないと思います(笑)

そして結果は準グランプリを獲得していました。僕もとても嬉しかったです。

表現が難しいけど、僕らが音楽に向かう姿勢より、ある意味とても純粋に音楽と対峙していてそれがとて楽しそうで、少し羨ましくもあり、いろんなことを考えさせられました。

その他トピックスとしては、そのバンドの中に僕が高校生の時に髪を切ってくれていた美容師さんがいたこと、会場近くに五島出身の方が営んでいる居酒屋があったこと、同じ高校出身の方が他にもいらしていたこと、そんなこんなでまあ行って良かったです。

五島と言えば、いつだったかこのコーナーで少し書いた小説「悪人」について最近映画が公開となってトレーラーみたいなのがTVでよく流れていますが、クライマックスの灯台のシーン、あれは何を隠そう我が故郷、福江島にある大瀬崎灯台でロケされたみたい。有名俳優の方々も知らぬ間に五島に降り立っていたのですね。

映画観た方で興味のある方がいらっしゃったら是非実際に訪ねてみて下さい。結構遠くて、本当に風がすごく強いです。冬行ったらヤバいくらい寒いです(笑)行くなら夏に行って下さい。

とそんな感じでまた次回。