STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

The Verbs

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。

またまたすっかりご無沙汰してしまい、ごめんなさい。季節はすっかり晩秋な感じですが、お元気でしょうか?

44の面々は元気にやっています。

さて、つい先日「The Verbs」のライヴを観に広島まで行って参りました。

Verbsというのは、僕がこのコーナーでちょこちょこ書いていますジョン・メイヤーの作品でお馴染みのというか、そのままジョン・メイヤー・トリオのメンバーであられますスティーヴ・ジョーダンとピノ・パラディーノという最強リズム隊に加え、かの奥田民生氏がギターを務め、スティーヴさんの奥さんがVOX担当というかなり稀有な4人組バンドです。

世界をまたにかける大御所メンバーを、広島のクアトロで観れるとなれば、これは行くしかないと思い、友人と車日帰りの旅を決行しました。

意外と早く到着してしまった為に、ライヴ前に原爆資料館を見学したのですが、、長崎のもそうだけど、思ってた以上に心をやられてしまいました…。

僕は祖父が長崎の被爆者なので(最近は余りこういう言い方は聞きませんが)被爆者3世にあたる訳だけれど、たぶん一般の方よりも原爆の状況は見聞きして育って来た方だと思いますが、それでもあの惨状の記録を実際に目の当たりにすると言葉を失ってしまいます…

そんなこんなですっかり開演前にダウナーな感じになってしまったのですが、気を取り直して会場に向かいました。

それで、クアトロで、念願のライヴを拝見したんだけれど…一言でいえば、まあ福岡から観に来るに値したライヴだったなと。

終始リラックスしたムードで、まあアンプ類は全部コンボタイプだし、ドラムセットも金物はハイハットとライドのみという、それこそアンプラグドに近いような楽器構成で、何より演奏自体に余裕がありました。音は豊潤だし、聴いていてもダイナミクスの限界が分からない

で、一瞬で切り替えるそのダイナミクスの幅が大きくて、のりしろの大きい演奏といったらいいのか、うまく表現できないけれど、まああのキャパであの面子のライヴが観れて本当に勉強になりました。

で、この興奮のまま福岡へ帰り、次回の44リハで「やっぱりこれからは余裕のある演奏をしよう」と密かに心に誓い、実際に演奏してみましたが、顔がかなり余裕顔という顔のみの表現に終わり、演奏はただ単に手を抜いているだけにしかなりませんでした(笑)

まだまだですね。

しかし、この顔芸に磨きをかけ、他の44メンバーへも顔芸を強要し、久しぶりにライヴのステージに戻ることにしました。

詳細は近々HPで告知されると思いますので、みなさんもお時間が許す限りぜひ遊びにいらしてくださいね!!

と、そんな感じでまた次回。