STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

Reading on board

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。すっかり年の瀬ですがお元気でしょうか?

気がつけば、2ヶ月以上も更新がストップしていました。ごめんなさい。44メンバーは元気にしています。(ちゃんと水面下でいろいろとやってます)

最近、短期間のうちに頻繁に飛行機に乗る機会がありまして、というか単純に海外に行っていたんですが、しかも成田経由で行ったので、国内線と国際線を乗り継ぐハメになり、わりと大変な目に遭いました。

行きはまあ特に問題はなかったのですが、帰りの国際線で電光掲示板にはきちんと「ON TIME」と表示されていて、それでいてきちんと搭乗も予定時間内に完了したんだけど、待てど暮らせど離陸しないので不思議に思っていたら、下記のようなアナウンスが流れてきました。

「乗客全員の搭乗が完了し、機体整備も万全、いつでも離陸できるのですが機長と副機長がまだ空港に到着していません。実は昨夜の現地便の到着が遅れた関係で、規定のパイロットに必要とされる休息時間を十分に確保できていませんので今しばらく機内にてお待ち下さい。」

その後、結局1時間ほど機内で待ちましたよ。それだったら最初から「Delay」表示にして、飛行機に乗せないでおいて欲しかったです。何度も「apologize」って言ってたけど、ただ単に寝坊じゃないのかと今も疑っています。ちょっと日本じゃありえないですよね?

しかも成田に着陸した時も、当初の駐機予定の場所に別の飛行機が泊まっているので、その機の離陸までお待ち下さいということで更に20分待たされるし。帰りは羽田まで移動しないといけなかったので、かなりバタバタしました。

まあ、そんな中でもヒマつぶしに隅々まで機内誌を読んでみたのですが機内誌ってよくできているなと改めて関心してしまいました。いわゆる本当の全世代を対象とした「読み物」ですよね。

本屋にある雑誌はそこからすると十分ニッチな存在なんだなと。

飛行機に乗る人って、基本は旅行か出張かが目的で、互いに「飛行機に乗る」という共通項しかない中で、それなりにどんな年代が読んでも面白いと思えるように記事のテーマに創意工夫がなされているので、文体(言葉のチョイス)やそのテーマの掘り下げ具合も含めて、書く/作るのはかなり大変だと思います。

外資本の航空会社の機内誌も概ね同じ印象を受けます。(内容を全て把握できないので大体の印象ではありますが)

そういえば(最近はあまりないですが)44の遠征で飛行機を利用するときも大体メンバー全員、機内誌を読んでいます。その昔、機内誌で「磨き屋シンジケート」が特集されていたことがあってふと横を見たら全員同じページを読んでたことがありました。ジョブズさんがこんなに一般的に注目される前のことです。

それと、僕が歌録りか何かで一人ブースに入っている時に、他のメンバーとエンジニアA氏がみんな真剣な顔つきでモニターを睨んでいたことがあって「オレの歌も、自分のパートと同様に真剣にジャッジしてくれているんだな。頑張らないと!」と思って気合を入れ直したら、実際は、全員で当時売り出し中の新進気鋭のAV女優の動画を鑑賞していただけでした。

どうしようもないですね。

と、そんな感じでまた次回。