STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

Sensibility

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。8月ももう終わりですが、いかがお過ごしでしょうか?ここ九州は晩夏の嵐に見舞われております。九州地区にお住まいの方は、大雨被害にくれぐれも注意して下さいね。

さて、大荒れの天気の中、お気づきの方もいらっしゃるかもですが、44HPも悪意の第三者に荒らされてしまった模様です。。

しかし、日本の地方都市の、さして知名度もない(笑)バンドのHPを荒らしても、犯人のかたの自己顕示欲はさほど満たせないと思うんだけどな。。妬まれるほど売れてもいませんので、どうか余り意地悪しないで下さい(笑)

(注)サイトのコンテンツを攻撃対象としたもので、CD販売とメールマガジンは別システムで問題ありません。

閑話休題。

先週の日曜日は久しぶりにラジオに生出演しました。まあ諸事情により、僕一人で出たんですが、DJのお二方とも久しぶりにお会いできて嬉しかったです。

その数日前にも、学生時代からお世話になっている音楽関係の方から久しぶりにお電話をいただいたり、昨日は、高校時代に一生懸命MTRで録音した音源を聴く機会があったりと、立て続けに懐かしい思いをすることが多くて、何かよく分からないけど少しだけ元気になった気がします。

ところで、ジョン・メイヤーの新譜が相変わらず音がいいです。BF5のライヴアルバムの演奏がすばらしいです。「華麗なるギャッツビー」はバズ・ラーマンっぽくて、まあ想像通り。「風立ちぬ」はいろいろ前評判がありましたが、とても好きでした。

懐かしいっていいことですね。いくつになっても感受性を大事にしたいです。

と、そんな感じでまた次回。

TRAP

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。暑い日が続きますが、お元気にされていますか?

天気が良いのはいいのだけれど、こうも暑いと外出も億劫になってしまいますよね。

ということで、今回は、自宅にいながらして買い物が楽しめるネットショッピングのお話。

以前から何度か、このコーナーで、ネットショッピングの失敗談を紹介した記憶があるのですが、いずれも「サイズ違い」とか「実は店頭のほうが価格が安かった」とか、そんな感じの失敗ばかりで、最終的には僕のリサーチ不足が原因でしたので、特に誰に文句をいうこともなく、これまでじっと耐え忍んできました(笑)

が、今回ばかりは僕は悪くありません、たぶん。

話は遡ること、6月末。最近は好きなブランドの洋服をもっぱらネットで購入しているのですが(サイズ感を予め把握してるので、知っているブランドであれば、サイズで失敗しないというのを過去の教訓から学んだ)今回も例に漏れず、いつものショッピングサイトで、2点ほどカートに放り込み、そのまま購入手続きまで終えました。

それから(恐らくオートリプライで)注文受付のメールが届きまあセールシーズンでもあったので、少し商品到着まで時間がかかるかなと思いながら、以後数日にわたり、マイアカウントの商品発送状況を確認していました。

ステータスが「注文受付済み」→「発送準備中」→「注文受付済み」→「発送準備中」と進んでは戻りの状況だったので、少し怪しいなと思い始めた矢先、突如今度は「キャンセル」ステータスに変わったではありませんか!!この時点で注文から6日が経過していました。

それから程なくして一通のメールがサイトから届き「在庫の手配ができないため云々」というようなキャンセル理由が淡々と書かれていました。

店頭在庫と共有しているなどのネットショッピングの特性もありますので、わずかなタイムラグで、注文が輻輳してしまうこともあるかと思います。が、さすがに、注文から6日後の在庫なしメールには頭にきました。

早速コールセンタへ電話して(こう書くとクレーマーみたいでイヤなんですが)若干の苦情を申し上げたところ、そのショッピングサイトで使用できるポイントをくれるとのことで、それで収めて欲しいと打診されました。

別に、好き好んで揉め事にしている訳ではなかったので、その提案を受け入れて話は終結したんですが、さすがに6日遅れて「在庫なし」、しかもそれをメール一通のみで詫びる姿勢は、ヴァーチャルとは言え店舗を構える企業の姿勢として、どうかと感じます。

ということで、今回もネットショッピングから、いい教訓を得ることができました。ネットショッピングは大変便利に買い物できる一方で、リスクも高いのでみなさんも気をつけて利用して下さいね。

といいながら、我々44もネット上に店舗を構えてはいますが、我々は常に潤沢な在庫を抱えておりますので(笑)在庫切れという事態は、幸か不幸か起こりえません、今のところ。

ということで、「Fine(下)」を始めとした44作品をまだ聴かれていない方、どうぞ安心してHPよりご注文下さい。

なかなかいい作品揃いだと思います。と、最後に無理やり宣伝してみる(笑)

そんな感じで、また次回。

Complete

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。すっかりご無沙汰してしまい、ごめんなさい。梅雨らしくない天気が続いているここ福岡ですが、みなさんはお元気にされていますか?僕らは元気です。

さて、少し前からHPのTOPに出ています通り、「Fine(下)」が完成したので、徐々に配布を始めています。もう聴いていただけたでしょうか?今回はMIXをやり直したこともあり、まあそこそこ時間もかけたので、いい出来になっていると思います。是非ぜひ手に取って聴いてみて下さい。何と言ってもタダなんで(笑)

最初は1年に2枚、具体的には夏に上、冬に下を出すつもりだったんで、それぞれで季節感を出すというか、そんなイメージで収録曲を振り分けたんですけど、例えば、上が陽、下が陰みたいな。。結果的には、下に関して季節感は皆無です(笑)燦々と降り注ぐ太陽という感じは全くしませんが、アルバムとしては統一感があるというか、いい意味でコンパクトにまとまっていると思います。ということで、どうぞよろしくお願いします。

ところで、前回、と言っても2ヵ月弱も前ですが、車検について少し書きましたが、実はエピローグがあって、あの後(車検後)すぐに駐車場で大学生にクルマをぶつけられました。。

最終的に保険でちゃんと直してもらったのですが、駐車場でぶつけられたのは、これで2回目です。ちなみに前回は2010年1月。と言っても、前回も今回も共に当て逃げとかではなく、きちんと自己申告があり、修理もできたので、考えようによってはすごくラッキーだった、というと変ですけど、世の中の不条理さを感じずに済みました。

ただ最近、子供にほぼ100%の確率で「おじちゃん」と言われます。ヴィジュアルを見たままに形容する純粋無垢な子供に、いつの間にか「おじちゃん」ジャンルへカテゴライズされるようになってしまいました。「おにいちゃん」から「おじちゃん」へ。まさにワンウェイ。

一線を跨いだ自覚なし。ここに激しく人生の不条理を感じています(笑)

まあ、いろいろありますが、みなさんもめげずに一緒に頑張っていきましょう!誰に呼びかけているのか自分でも分かりませんけど(笑)

と、そんな感じでまた次回。

ラストスタンド

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。新緑が美しい季節ですね。お元気にされていますか?僕は元気です。

先日、ZEPP福岡へキリンジのライヴを観に行きましたので、今回はその話を。

ヤフーニュースにも載っていたので、ご存知の方も多いかと思うのですが、今春のツアーを最後にメインヴォーカルの弟が脱退するということだったので、これは何としても観ないと!と思い、年始に頑張ってチケットを取りました。冗談でなく、最後の1枚でした。そして2階席の端っこでした(笑)

キリンジは以前から観たい観たいと思いつつも、ずっと観れなかったので、すごく楽しみにしていたんですが、いやいや期待以上に楽しかったです。3時間半くらい演奏したんですが、CDより声に艶がある感じがして、かつ演奏も(特にリズム隊が)すごく上手でした。

もともとCDにはずごく沢山の楽器が入っているので(もしくはそう聴こえる)ライヴはどうな感じか見当がつかなかったんですが、6人だけできちんと曲が成立するようにリアレンジされていて、いろいろと勉強にもなりました。

一番ビックリしたのは、3時間半も聴いていて耳が痛くならなかった事です(笑)音が小さいっていいですね。

さて、そんなキリンジライヴに刺激を受け、最近は極力コードチェンジと展開を最低限に抑える傾向にあった僕ですが、久しぶりに難しいコードを使う曲でも作ってみようかなと思い、まずは参考までにと思い、キリンジの曲をコピーしてみたところ、テンションコードが多用されてて1曲内に4~5パターンもの展開があるので既にゲンナリしてます。オレには到底無理だな(笑)

キーがFとかE♭とかなんで、たぶん鍵盤で作っていると思います。。

で、やけくそになって、気候もいいので遠くへドライヴに行ってやると思い、ただよくよく考えると今月車検だったので、それが終わってからと思い直し、クルマ屋に車検に出してみたら、何と、いいギターが1本買えるくらい(もしくはボロボロの中古車が1台買えるくらい)のお金が飛んでいきました。。

相変わらずタイミングが悪いな。

まあめげずに頑張りたいと思います。

そんな感じでまた次回。

PTA&JB

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。ご無沙汰している間にすっかり春ですね。ここ福岡の桜は満開を通り越してしまいましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?

さて、先日無事に「Fine(下)」の2回目のTDとマスタリングが終了し、今は我々の手を離れてしまいましたので、最近はわりとゆっくりしています。

で、ヒマに任せて、先日CDをまとめて5枚ほど購入してしまいました。今般、定額制のストリーミング再生とかが新しい音楽の聴き方?としてよく報道されているので、そこからするとこういうパッケージ購入は時代に逆行している行為なのかも知れませんが、でもまあ僕はCDがいいです。

で、この5枚のうち実際に今手元に届いているのは3枚だけで、残り2枚については1枚は入荷時期未定の待ち状態、もう1枚はドイツから輸送中です。

この未着の2枚というのは、両方ともジョン・ブライオンという人の手がけたサントラです。ジョン・ブライオンについては以前少し書いたことがあると記憶していますが、僕が彼の存在を知ったのは、たぶん「マグノリア」という映画のサントラか、フィオナ・アップルの2枚目のプロデューサーとしてか、のいずれかだったと思いますが、ジェリーフィッシュにギタリストとして参加していたことを後々知ってビックリしました。

それで、このジョン・ブライオンが音楽を手がけた映画「マグノリア」の監督がポール・トーマス・アンダーソンです。その彼の最新作が最近日本公開されました。

タイトルは「The Master」

ヒマに任せて、こないだ平日の朝イチの回を一人で観に行きました。

この人の映画って、いろいろと切り口は違えど、根底に流れているテーマはずっと一緒のような気がして、その同じテーマを映画ごとに視点を変えて立体的に表現しているんじゃないかなと個人的には感じます。何より彼はすごく音楽的というか、彼の映画に占める音楽の役割が高いこともあり、そんなこんなをいろいろひっくるめて、僕は映画監督の中で一番好きです。

ただ前作/今作とレディオヘッドのギターの人がスコアを手がけるようになって映画に対する音楽の比重が少し低くなってきたような気がしています。映画の時代設定もあるのでしょうが、何となく荘厳な感じがするので、正直ジョン・ブライオンのやってた時の方が、音楽面だけで言えば好きです。

と言っても、20世紀初頭や戦後間もない時代背景で、「God only knows」が流れてきても逆に説得力がなくなっちゃうと思いますが。

いずれにしても、現代がテーマの作品を撮るときは、再びジョン・ブライオンと組んで欲しいものです。

ということで、CDをこんなにまとめ買いしたのは、たぶん学生の時以来なので、気を抜くと1回2回聴いてそのままラック行きということになりそうなんで、頑張って全部聴こうと思います。

Fine(上)の時は、完成直後にジョン・メイヤーの新作の音質と比較してしまい、少しガックリ来たのですが、今回のは全部あんまり音は良くないので(笑)音質面では落ち込まなくて済みそうです。

Fine(下)、どうぞお楽しみに。

そんな感じでまた次回。

MASTER TAPE

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。すっかりご無沙汰しておりますが、お元気にされていますか?年末年始のご挨拶もちゃんとできずごめんなさい。

その間、特に何があったという訳ではないのですが、いろいろやっているうちに今日になってしまいました。

44新年会とかも一応ちゃんとやったんですが、例年通りに僕以外のメンバーはエンジニアA氏と共に、終始プロレスの話とかで盛り上がる。それに辟易するオレという、そんなオチですので(冗談でなく本当にそう)だから今年は割愛したいと思います(笑)

代わりに今回は、最近テレビで、地上波/BS/CS問わず音楽番組をよく観ていて、なかなか興味深いものもあったので、その話をしてみようと思います。

中でも一番印象深かったのが、タイトルにもある「MASTER TAPE」という番組です。

これはかのユーミンが名盤「ひこうき雲」のマスターテープを演奏メンバーやスタッフとプレイバックしながら当時のレコーディングの模様を振り返るという、かなりニッチな番組です。もちろん地上波ではありません(笑)

マスターテープというのは、録音したテープの原盤を指していて(昔のカセットテープの、業務用にあたるものと言えば想像しやすかも知れません)その名のとおり昔は本当にアナログのテープだったので、その録音テープをマスターテープと呼んでいたのですが、今やテープというのは名ばかりで、ハードディスクにデジタル録音するのが主流です。

で、話を元に戻すと、「ひこうき雲」のマスターは当然本当のアナログテープなんですが、それを音楽スタジオで録音した本人達が30年くらいの時を経て全員で聴きなおしている訳です。

現在はデジタル録音の技術が発達して、自宅でもレコーディングスタジオ並みのというと語弊がありますが、世の中に流通している音楽と遜色のないクオリティでの録音が可能となった訳だけれど、誤解を恐れずに言えば、これって「箱庭」のような感じもあり、諸々の制限がある中でのスタジオ録音とは、絶対的に音の質が違うような気がします。どれだけ精巧なシュミレータを使ったとしても。

44の曲に「アイロニー・アイボリー」という曲があるのですが、そのイントロのリフは、スタジオのミキサー卓の裏で爆睡していた山下くんを無理やり叩き起こして、いきなり録音させた時に本人から自然と出てきたフレーズです。その時はメンバー全員とても驚いたのを覚えています。まあ、当の本人も驚いてたんですが(笑)まさにこれがスタジオマジックですよね。

その後、幾度となく録音経験を経てきましたが、自宅で録る時はこういったマジックはほぼ出ません。基本的に何時までに終わらせないとというのは意識として希薄になるし、捻り出す、絞り出すといった雰囲気にもなりづらいので。

そんなこんなで、アルバム全編は無理としても、やっぱり楽曲のせめて基礎となる部分くらいはレコーディングスタジオで吹き込みたいと、そう強く思います。

という訳で、今回のFineの新録曲もベーシックはスタジオで録音しました。今ちょうどその「下」の2回目のミックスをやっています。

まあ、たぶんいい感じになるのではないかと。

ちなみにユーミン絡みの番組でもう1つ、プロコル・ハルムとユーミンがライヴ共演するという番組も同時期に観たのですが、44の「ふくろうの森」のオルガンのフレーズは「青い影」を意識した覚えがあるな。。

本当に僭越ですが、両番組から偶然にも44の昔の曲を想起してしまいました。もうすぐ春ですね。

と、そんな感じでまた次回。

スーパーマーケットについての考察②

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。今回は前回の続き。スーパーマーケットについてです。

前回「お客様の声」について、一番多い内容は取り扱い商品についてと書きましたが、実際は幾ら本部で一括して決定しているとはいえ、店舗の商品構成って確実にその土地の土地柄を反映したものになっていますよね。

ちなみに、僕の以前住んでいたアパートからの最寄駅に併設されたスーパーは「アーティチョーク」とか「ズッキーニ」などの珍しい食材に加え、ハーブやスパイス関連もかなり充実した品揃えとなっていました。

一方で、自宅から一番近い同じ系列のスーパーでは「アーティチョーク」はおろか、スパイスの種類も乏しく、バジルの代わりにモヤシが山積みされていたりして、全く商品構成が違っていました。

その後、僕は引っ越したのですが、引っ越して暫くして近所に前述の店舗と同じチェーンのスーパーができました。

ここは開店当初、どちらかと言えば、最初の最寄駅併設型の品揃えであらゆる世代に対応可能といった感じの品揃えだったんですが、3ヵ月もしないうちに「庶民派」の商品構成に変わりました。

結局は、その土地土地で、マーケティングに基づいて品揃えを決めているのでしょうが、1つだけ言えることがあるとすれば僕は高級住宅街に住んてはいないということです(笑)間違いなく(笑)

いずれにしても、その土地土地のスーパーに入ると、その周辺で生活する世帯の世代構成や生活水準が把握できるような気がします。

これって、マーケティングの結果として導き出した傾向からそこを構成する人々を逆に予測していくという、「集→散」タイプのマーケティングっていうことになるのでしょうか。学問的な詳しいことは全く分からないけれど。

引越し先を決める時の判断材料として、少しは有効な気がします…僕自身はやったことありませんが。

そんなこんなで,、前回今回と全く音楽と関係ないことを書きましたが、次回は音楽について書きたいと思います。たぶん。

そんな感じでまた次回。