耳の裏シンパシー
みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。体育の日も終わり秋も深まる今日この頃、いかがお過ごしですか?
先日、髪を切りに行きました。最近マウンテンバイクに乗る機会があって、というかしばらくの間借り受ける事になりまして、それですっかり街の風を切ることを覚えて1時間程度の距離だと自転車で移動することにしています。
そういう訳で、今回美容室へも自転車で行きました。今の季節はちょうど風が気持ち良くて「ダイアン・バーチ」をBGMに軽やかにペダルをこいで、清々しい気持ちで美容室に到着。
到着してすぐに若い美容師のお兄さんにシャンプーしてもらう事になりお湯の温度を確かめながら以下のような会話が交わされるのでした。
「いい香りがしますね、香水は何をつけているんですか?」
「あー、●●っていう香水です」
「へぇ〜、そんなのあるんですか?嗅いだ事の無いいい匂いだったんで…。今度からこの匂い嗅いだら、あっ今日は萩原さんが来てるなって気付いちゃいますね(笑)」
その後、速攻でこれでもかというくらいに執拗に耳の裏をゴシゴシ洗われました…。
美容室への道中、ペダルをこぎながら「まだまだイケるな」と自分の中にほとばしる若さを感じたばかりなのに…本当に脚色なしにこれでもかというくらい耳の裏をゴシゴシされたのです。
しかも最初と最後のシャンプーの両方ともに。
あの会話は何だったのか、加齢臭発生のアラートを意味していたのか、それを男同士こっそり遠回しに教えてくれたつもりなのか、自問自答を繰り返す毎日です。
一応それなりに気をつかってるつもりなんだけどな…。
とりあえず帰りの自転車のペダルはとても重かったです。その日の夜は耳の裏がヒリヒリしました。
もしコレを読んでいる方の中に、美容院にお勤めの方がいらっしゃいましたらお客さんの耳の裏は如何なる理由があっても、例えそれが個人的趣向や思想に反するものであっても、どうか優しく洗ってあげて下さい(笑)
と、そんな感じでまた次回。