STUDIO44の近況報告

福岡を中心に活動するバンド。愛称はスタヨン。

iPod課金

みなさん、こんにちは。STUDIO44の萩原です。

突然ですが、最近興味深い記事を読みました。内容は「iPod課金の検討について」です。

その文字面の通り、iPodをはじめとしたデジタルオーディオプレーヤに対して、私的録音補償金制度の対象とするよう文化庁が検討しているというものです。通常、カセットテープやCDR、DAT、MD等の各メディアと、それらに対して録音が可能であるハードウェアが上記制度の対象となっているのですが、ま、平たく言えばそれらを使って作品の複製が可能なんだから、私的に複製する許可を与える代わりに予め商品代金に含めて少し補償金をいただきますよ、いただいた補償金は権利者団体を通じて、各権利者に分配します、というもの。ですので、僕らが該当商品を購入する際(代金に包含されているのであまり自覚はないかも知れませんが)きちんと補償金を支払っていることになるのです。

で、現行制度では、現在凄い勢いで普及しているiPod等のHDD/フラッシュメモリプレーヤは対象外となってしまうようです。それでは作品創作者の権利が著しく侵害されてしまうということで、今検討中だそうです。これが実現すると、iPod1台あたり400円強の値上げになるみたい。しかも記憶装置の容量によって、従量課金するみたいです。

ただ一つ懸念されているのが、仮にiPodのようなものを対象として規定したとしても、音楽用としてではなく、ポータブルHDDとして販売した場合は対象外となってしまう点、加えて、最近は携帯電話にもデジタルオーディオプレーヤの機能を搭載しているので、そのような複合機に対しては対象とするか否かの判断が困難という点です。現に今でも、CDRはデータ用として販売すれば対象にならず、オーディオ用として販売すれば対象となってしまうという矛盾が生じてるようです。

フムフム、屁理屈ではないですか。。

これではまるでライヴ中、ノリノリの松がここ一番というところで間違えたのにも関わらず、指摘されると「あれは間違えていない、故意のプレイです。ルートに対して6度の音をあてた方が云々」とか「あそこは8分の12拍子であるので云々」と言ってしまうレベルではないですか!僕から言わせると、そんなあなたは「8分の12病気」です(笑)

と言いつつも、結論はワタクシも補償金制度の恩恵に与りたい、ただそれだけです(笑)

そんな感じでまた次回。